①メンテナンス始めます!シムを作って弦高を1.8mm程度まで調整する。

まずは、ネックをロッドでどの程度まっすぐになるか確認

ヤフオクからベースが届きました。まずはネックの状態を確認します、目視で横から見ても反りは確認出来ます。さらに1弦(高い方)の1フレットと12フレットを押さえて6フレットの弦とフレットの隙を確認します、かなり広くなっています。これはネックがかなり順反りなっている事を意味します。
ロッドがどの程度回るか確認も含めて、弦をペグ5週程緩めて、ロッドを時計回り(低音側に回す)に15分ぐらい回して一度チューニングして、反りの状態を確認します。回した感じから、ロッドの余裕はもうあまりない感じかなぁ。
ネックの反りは、季節や環境で変わりますので弦を張り替える時には、確認と調整は出来た方がいいですね。ある程度慣れるとロッドを1回の調整で(よしこの程度の反りなら5分の角度ぐらい)かなりいい所まで、まっすぐにする事が出来る様になりますね!
ここで、ブリッジで弦高を1弦12フレットで1.8mm程度を目指します が! お話にならないぐらい 弦高が高い!
これは「シム入れないと、どうにもならない!」

シム作ります!

シムとは、ネックとボディーの接合部分をネックポケットって言いますがそこに、プラスチックの板や厚紙や木材でネックの高さを調整する「部材」の事です。市販品も結構いろいろありますが、私は作ります。
少し写真が小さいですがこれがネックを外した状態のポケットです。何故かブリッジの弦高を一番下に下げても2.5mm位までしか下がらないんです。恐らくネックの植え込み角度が変化したかな?そこでまず工作用紙で型紙を作り2.5mm程度の木材でシムを自作しました。何故木材かぁ?恐らく一般的にはブリッジ側とかネック側に2~3mm の細いシムを入れるんですが、「私はしっかりネックとボディーが密着した方がいいに決まってるって かってに思ってます。そこで木材で作成して、埋め込み角度を変える時は耐水ペーパーで必要な部分を削ります。
型紙から木材をカッター型の「のこぎり」で切り出して「やすりで」削っていきます。厚みは写真のシムで2mm程度です。
上手くポケットに収まったら、穴をドリルで開けて、ネックを取り付けます。
ネックを本体に取り付け、ブリッジで弦高を再調整
写真の状態が1.8mm 位の状態です。
ここで「音を確認、ハイフレットが音になってないんですね!」そこで「次に紹介する オリジナルフレットすり合わせ道具」でフレットのすり合わせを行います