HISTORY SZP-2M メンテナンス②シール剥ぎとネック修正

シールを剥ぐ!


さて!この状態のシールをどうやって剥ごう!手始めにカッターで少しめくり、つまんでゆっくり剥いでみます。「こりゃなかなかはがれない!」。ホームセンター行ってシール剥がしを購入しようか?「待てよ!アルコールがあったはず」
布にアルコールを染み込ませて、ぽんぽん叩いて、ある程度シールになじんだら「プラスチックのヘラで削いでみると「案外簡単にシールを剝がす事が出来ました」めでたし、めでたし。

「なかなか綺麗にシールが剝がれました」
結果としては「アルコールで剥がせました」

ネックの根本「折れ」さてどうする!


 
こんな感じになってます!。結果としては「ハイポジションビビりまくり」とう状態ですね。

根本折れ(極端なハイ落ち)をどうやって直そうか!


どうやってこの「極端な根本折れ」を直そうか!とてもネックアイロンじゃ直せないだろうし。
では「考えてみようか」
そもそも何故ここまでひどい折れが発生したんだろう!???たぶん、長い期間ベースを立てかけてたんだろうと「推測!」そこで「強制的に立てかけてた状態とは逆の圧力を掛けて、それなりの温度であっためる。」試してみようっと。!!

折れてるあたりにマーキングします。スケールを当てるとスケールの後ろが浮いてる状態です。

ボディーからネックを外します。

丈夫な木に椹木を入れてネックを浮かします。事前にマークした場所にクランプで折れとは逆の方向に絞めていきます。
(本当に治るかかなり半信半疑)

拡大の図!かなりの圧力を掛けてます。

家に転がっていた「セラミックファンヒーター」で熱を加えます!2時間熱を加え2日そのまま、一度外して現状を確認。二回目、2時間熱を加え2日放置。もう一回!2時間熱を加えてそのまま一週間放置。結果としては折れていた部分が Ω 型になっていますが、それなりにストレートな感じ戻っています。